話題の DeepL翻訳を使ってみた

今話題の DeepL翻訳ですが、はっきり使えるレベルになりましたね。

実は、数ヶ月前に一度試して、評判ほどではないなと思ったことがありました。ためしに英語論文を翻訳させたら、とても自然な日本語ができたのですが、一箇所、誤訳があり、原文とまるで反対の意味になっていました。日本語として自然なぶん、誤訳によって誤読してしまいそうで、まだ使えないなとその時は思いました。

しかし、今日ためしてみてびっくりです。英語から日本語も、日本語から英語も、数ヶ月前より数段向上していました。

とはいうものの、読むほうは、訳文を読んでいるとやっぱり「ここは原文は何と書いてあるのかな」と知りたくなります。誤訳もやっぱり怖いし、当分は読むのには使わないでしょう。

しかし、書くほうはかなりいいですね。自分が書いた日本語を英語に訳すと、だいたい自分が日本語で言いたかったことが表現されていると感じます。

ただ、それが英語圏の人からみてどうなのか、不安が残ります。そこで、英文添削ツール Grammarly の出番。訳文をチェックしてもらいながら修正していきます。

そして仕上げは、完成した訳文をふたたびDeepL翻訳にかけて日本語に訳す。このとき、自分の意図した日本語になっていると、安心します。

まとめると、次の手順で翻訳を完成させます。

  1. 日本語をDeepLで英語に翻訳
  2. 訳文をGrammarly上で修正
  3. 修正した訳文を再びDeepLで和訳
  4. 和訳のおかしいところがあったら2に戻る

この手順で、自分が一から英語を書くよりも早く、すくなくとも僕自身の英作文レベルよりは上の英文を仕上げることができました。

というわけで、DeepL、すごいです。

ただ、この先みんながAI翻訳に頼るようになると、いつかAIが暴走しそうな気もします。

竹ノ下祐二
竹ノ下祐二
理学療法学科 教授

専門分野:人類学・霊長類学、生物多様性保全学、子ども学